195×240ミリ　152頁 2024年北海道立函館美術館で開催された同タイトル展の図録、函館ゆかりの二人の写真家を紹介。100年前函館の街角を舞台にストリートスナップを撮り続けた奇跡の写真家熊谷孝太郎。 戦後「トラピスチヌ大修道院」という代表作を持ちながら不幸な死により忘れられた写真家間世潜。二人の全体像を提示した写真集。

熊谷孝太郎（１８９３ー１９５５） 大正期函館を中心に数多くのストリートスナップを撮り続け貴重な時代の記録が残った。 ロシア革命直後の亡命ロシア人、街の風俗・人々。若い視線がガラス乾板に刻まれる。 東京写真月間でも招待展示されるなど写真史的評価を受けた本格写真集。